ROBOLAW.ASIA Research
視覚文化論
図1:「至」(ZHÌ)=「矢」が「土」に達する漢字の統語論的な構造は、とても複雑であり、私たちの時代における最も難解な問題のひとつとなっています。この問題は、漢字が規則的な単色の字画であることに起因しています。そのような字画そのものは、現在まで使われている筆記テクニックから説明可能です。
しかしながら、今日のコンピューター時代において、表現手段もまた変化しました。漢字の一画一画に彩色することが簡単にできるようになりました。彩色の目的は、複雑な全体構造を、複数の基本構造へと分解すること、つまり、個々の漢字を、より記憶しやすいものにすることです。
いくつかの方法論的に異なるアプローチがあります。例えば、歴史的な視座、言語学的な視座、あるいは、ビジュアルデザインという視座です。どの手法が重要な成果に繋がりうるのか、このことについては、未解決のままとなっています。ここ www.weblaw.ch/ColChinC で提案されている可視化は、法の可視化 www.legalvisualization.com という概念から発達したものです。
Visualizing KUNGFUTSE Gespräche [LINK]
Contribution:
01. Friedrich Lachmayer (2016) Resemantisierung der Syntax
Kolorisierung chinesischer Schriftzeichen, im Rahmen einer Veranstaltung von Weblaw am 16. März 2016, 17.00 Uhr im Museum Rietberg, Zürich
02. Friedrich Lachmayer, Yueh-Hsuan Weng (2015) ColChinC - Colorize Chinese Characters (七彩漢字), Weblaw AG, Bern, Switzerland, 2015
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03. Yueh-Hsuan Weng (2012) Non-certificate Programme in Chinese Cultural Heritage, National Palace Museum, Taipei
04. Li-Lan Liu, Andrew R.Y. Liu, Shou-Wen Wang, Yueh-Hsuan Weng (2007) An Error Analysis of Cantonese Native Speakers’ Spoken Mandarin (以廣東話為母語者之中文表現偏誤分析), Group Presentation, Bai-Nian Building, National Chengchi University, Taipei